〈KALMA〉に改名後初の作品で、メジャー・デビューを飾る2枚目のミニ・アルバム。10代ラストのアルバムらしくまさにティーンの輝きが全開で、ガムシャラに駆けるパワー・ポップ/パンキッシュなサウンドが胸を打つ。迷った日々も情けない失敗も抱きしめる、挫けそうなときのエール・ソングが満載。〈君しか知らない僕でいるから 僕しか知らない君でいておくれ〉と叫ぶ“1分間の君が好き” の独りよがり感とか最高です。

 


3人にとって十代最後の作品ということで、〈TEEN〉をテーマにしたメジャー・デビュー作。バンドにとっては変化もあるだろうけど、変わらない毎日を大切に生きようと宣言する“素晴らしい毎日”や、青春パンクの新たな名曲“1分間の君が好き”など、等身大の題材もでっかい物語に変わってしまうのがカッコいい。