3月6日に公開された『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』(原作:門田隆将『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』角川文庫刊)のオリジナル・サウンドトラック。音楽を担当したのは岩代太郎。東京フィルハーモニー交響楽団のもと、五嶋龍(映画音楽初参加)、長谷川陽子、日本を代表する演奏者が集結。2人のソリストの演奏はより一層深みをおびている。《交響組曲 F》は映画では使用されてはいないが、作品をモチーフに作曲された壮大な組曲。ラストを飾るエンド・ロール用に作曲された《Dear 50》は甘く儚さがつまった楽曲。映画を鑑賞された方は、その余韻に浸りながらこの1枚を聴き入ってほしい。