80sを思わせるダンス・ポップ・サウンドを打ち出したオープニングの“Good Bad Tim­es”が象徴するようにガレージ・バンドからの大胆な脱却が、いかにもサード・アルバムらしいサード・アルバム。スペインから世界中を虜にした天真爛漫さは内に秘め、ラテン×ドリーム・ポップな“Come Back And Love Me”をはじめ、新たに挑んだ空間系のサウンドメイキングでリスナーを魅了する。今度はハインズでチルアウトだ。