第49作「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」が公開されてから22年。50作目となる新作にどれ程多くのファンが歓喜した事だろう。寅さん、満男、さくら、博達に再会できる。満男は中学3年の娘を持つ父親となっており、嘗ての車屋はカフェになっていた。そこには叔父である寅さんの姿はない。だが、確かに伯父さんの教えや思いは満男達の心に残り続けている。恋人であったイズミと再会し、物語は旧作同様私達を大いに笑わせ、そして愛、人生について、その尊さに改めて気づかされる。〈お帰り寅さん〉。50年に渡り愛され続けている不朽の名作はこれからも沢山の人々の記憶に確実に残っていくに違いない。
映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」22年ぶりの新作にして記念すべき50作目!
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映画/映像