ロックダウンのなか、10日間で10曲を録音したというサード・アルバム。その瞬発力を活かしたグラマラスなロックンロールはタイトに引き締まり、どの曲もライブ映えしそうな生命力に満ち溢れた内容となっている。また、ロビー・ウィリアムスを迎えた“Strange Days”、デフ・レパードのジョー・エリオット&フィル・コリンがコーラスで彩る“I Hate How Much I Want You”、トム・モレロのギターがうねりを上げる“Wild Child”、アルバート・ハモンドJr(ストロークス)がブリット・ポップ風のリフを披露した“Another Hit Of Showmanship”といった豪華ゲスト陣も参加。他にはキッスのカヴァー、大人びた表情を窺わせる“Am I Talking To The Champagne(Or Talking To You)” も秀逸だ。