6年前のデビュー作がソウル好きの間で話題を呼んだ米ポートランドのシンガー・ソングライターから待望の2作目が到着。原点として身に染み付いたスティーヴィー・ワンダーを源とする70年代感覚に、ジャジーな洗練を織り込んで紡ぐアーバン・ソウルは今回も健在。ムーンチャイルドのメンバーが参加した美麗デュエット“I'll Be Your Radio”から、彼流のニュー・ソウルと言える“Embrace What We Are”まで、艶のある歌声が映える傑作だ。