〈絶望〉を抱える人の心に寄り添う歌を紡いできたシンガーが、“ANIMA”などのアニメ主題歌を多数含む初作を完成。堀江晶太や注目ボカロPの傘村トータらが提供した新曲にあるのは、自分らしさや生きる理由がわからなくても決して無意味ではないという優しい眼差し。それは彼女自身の半生をモチーフにしたカントリー調の“絶望年表”で、自身の痛みの果てに見つけた願いとして昇華される。凛々しくも切実な歌声が胸を打つ名盤。