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インタビュー

IVVY『AWAKE』異色かつハイスペックなダンス&ヴォーカル・グループが語る、葛藤と試行錯誤の反映された初フル・アルバム

 メンバー全員が身長180cm以上で、学生時代にサッカーや陸上で全国レヴェルの活躍をしていた元アスリートも。異色かつハイスペックなメンバーが揃ったダンス&ヴォーカル・グループのIVVYが、結成5周年にして初めてのフル・アルバム『AWAKE』をドロップした。“First&Last”“Light on fire”“WINK”をはじめ、直近3枚のシングルがオリコン・ランキングでTOP10入り。R&Bやヒップホップ、EDMなどを取り入れたカラフルな音楽性、高い身体能力を活かしたパフォーマンスによって、確実に存在感を強めてきた5人だが、この5年間は彼らにとって葛藤と試行錯誤の日々だったという。

 「最初はどんな曲がファンの方にウケるのか、いろんな曲を作って試していたところがあって。自分たちがやりたいこととお客さんに求められることのギャップを感じることも多かったんです」(HIROTO)。

 「僕はラッパーなんですが、IVVYのファンはヒップホップに馴染みのない方も多くて、〈ラップ、要らなくない?〉と言われたことも。〈ラップはこんなにもカッコ良くて、こんなにも気持ちを伝えられるものなんだ〉ということを証明してやる!という気持ちでやってましたね」(KENTO.i)。

 「自分たちの活動に手応えを感じはじめたのは、2019年10月の赤坂BLITZ公演あたりから。〈受け入れてもらう〉ではなくて、攻めの姿勢を見せることで状況が変わってきたんだと思います」(YU-TA)。

IVVY 『AWAKE』 ビクター(2020)

 その〈攻めの姿勢〉は、ファースト・アルバム『AWAKE』にもくっきりと表出している。「今までの楽曲の詰め合わせというより、挑戦的なアルバムになった」(TOSHIKI)、そして「メンバーそれぞれの色や今のIVVYの音楽性が表れている」(TAIYU)という本作。その中心にあるのが、表題曲の“AWAKE”だ。重低音を活かしたラテン調のドープなトラック、強靭な響きを帯びたラップ、官能的なメロディーがひとつになったこの曲は、アルバムのコンセプトを端的に示している。

 「〈覚醒〉というテーマを打ち出すためには、この曲しかなかったと思います。これくらいガツンと攻めた曲で始めないと、この先のIVVYの可能性が狭くなるような気がして。今年8月の中野サンプラザ公演の1曲目に披露したんですが、茫然としているお客さんもいましたね。空間をジャックできた手応えもあったし、イメージ通りでした」(HIROTO)。

 「ライヴのモチベーションを上げてくれる曲ですね、自分たちにとっても。アクセルを踏み込む感覚があるんですよね」(KENTO.i)。

 HIROTOが作曲、YU-TAとTOSHIKIが作詞を手掛けた“軌跡”にも、メンバーの気持ちが強く込められている。タイトル通り、IVVYのこれまでが刻まれたバラード・ナンバーだ。

 「思い入れが強すぎて、作詞にはかなりてこずりました(笑)。僕は1番の歌詞を書いたんですが、メンバーが音楽を始めたときの感情を込めていて。他のメンバーの気持ちを汲み取りながら書きました」(YU-TA)。

 「僕はわりと自分の思いを書いてますね(笑)。〈世界中に愛を伝えたい〉というメッセージもあります」(TOSHIKI)。

 さらに「以前から温めていた曲。アルバムの制作が決まったとき、まずこの曲を入れたいと思いました」(HIROTO)という切なさに溢れたリード曲の“Freeze”、エキゾチックなトラックのなかでKENTO.iの〈這い上がってやる!〉という意思を込めたラップが蠢く“Rock city”、TAIYUが振り付けを担当した煌びやかなアッパー・チューン“A:live”などを収録。ライヴのセットリストを意識したという曲順を含め、IVVYの魅力をダイレクトに体感できる作品に仕上がっている。

 ドーム公演や海外進出などを今後の目標に掲げる彼ら。本作『AWAKE』によって、IVVYの勢いはさらに増していくことになりそうだ。

 「3年後、5年後を見据えて活動しているので、やるべきことはハッキリしていて。止まることなく、ひとつひとつしっかり打ち出していきたいですね」(HIROTO)。

 


IVVY
HIROTO(ヴォーカル)、YU-TA(ヴォーカル)、TOSHIKI(ヴォーカル)、KENTO.i(ラップ)、TAIYU(ヴォーカル)から成る5人組のダンス&ヴォーカル・グループ。2015年に結成、2016年にKENTO.iとTAIYUが加入して現体制に。2017年に初シングル“Baby I'm Back”を、2018年5月に2枚目のシングル“One love”を発表。同年12月に現レコード会社へ移籍し、サード・シングル“First&Last”をリリース。2019年の“Light on fire”、2020年3月の“WINK”と、3作連続でオリコン・ランキングのTOP10入りを果たす。8月には中野サンプラザ公演を成功させるなどライヴ活動の場も拡大するなか、ファースト・アルバム『AWAKE』(ビクター)を2020年12月30日(水)にリリース予定。

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