イヴリン・キング“Love Come Down”使いの先行曲“Light Up”をゴーストフェイス・キラーの客演版で収めた3年ぶりの新作。今回もクワメの全面制作で、ネオ・フィリー時代の芳醇な香りも蘇る開放的なミッド“Love Song”を筆頭に、愛や誇りを謳った曲を凛とした美声で披露する。ダビーな音使いや、マイク・フィリップスのサックスを絡めたWC・ハンディ作の古典“Harlem Blues”でジャズに接近して多様性も見せる好作だ。