カティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)『ラビリンス~迷宮』時に情熱的で時に哀愁漂うピアノの調べ

2021.02.12

ブニアティシヴィリの小作品集のリリースは、2014年に発売された『マザーランド』以来、実に6年振りになるだろうか。本作は、彼女が好んでいる作品ばかりが選曲収録されており長年のファンの心を鷲づかみにしてくれている。1曲目の“モリコーネ:デボラのテーマ”。1音1音が実に繊細でじっくりと聴かせてくれている。心に響く演奏だ。その美しき余韻もさめやらぬ中、ブニアティシヴィリの調べは私達聴き手をその音楽に誘い続けてくれる。時に情熱的で激しく、時に哀愁漂う演奏。また今回のアルバムでは、姉のグヴァンツァとも共演している点も楽しみの一つといえよう。

 

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