ビートの立った表題曲でコロナ禍に触れて始まる感じは様子が違うものの、ヒューストンの元祖ストーナーとしてのマイペースな姿勢は、この2年ぶりの新作でもまるでブレることがない。珈琲仲間を中心に今回はリル・キキやビッグ・ポーキー、スリム・サグ、スカーフェイス師匠といった地元勢が客演。レイドバックしたサウンドもブルージーなデヴィン節も50代に突入していよいよディープで心地良い。好きな人には極上。