95年生まれのシンガー・ソングライターによる6曲入りEP。ハイトーンを活かした中性的なヴォーカルは、いまにも壊れそうな繊細さを纏っている。ガット・ギターを使用したプレイは変幻自在で圧倒的。岡田拓郎がギタリストとしての彼を絶賛していたことを思い出した。ほぼ全編ギターの弾き語りということもあり、君島の生々しい歌声も浮かび上がる。早熟な天才、という彼のイメージをより強く抱いた。