人気占い師〈ラブちゃん〉ことLove Me Doさんが、陰陽五行論に基づいた今月のおすすめMUSICをご紹介します。

PROFILE:Love Me Do
占い師、風水師、占星術師。〈当たり過ぎる占い師〉として話題。最新著書「絶望したあなたが幸せになる方法」(日本文芸社 )好評発売中!
Twitter▶@lovemedo_uranai
今月は戊戌(つちのえのいぬ) コミュニケーションを大切にして魅力いっぱいの自分になる!
2021年10月の干支は〈戊戌(つちのえのいぬ)〉。戊(つちのえ)は山を表し、陰陽五行論〈木火土金水〉の中では土で、戌(いぬ)も十二支の中だと土を表します。戌(いぬ)はさんずいをつけて火を足すと「滅」に。戌(いぬ)には山が滅ぶ、出来上がってきたものが崩れる意味がありますが、破壊することで再生する、そこから新しいものが生まれるという捉え方もできます。
一方、戊(つちのえ)の山には、滅びないようにする意味があります。土には色々な養分があり、それが引き込む力や凝集性という意味を持ち、〈魅力〉につながります。木が生い茂った山は登りたくなるものですが、山には何か人を引きつける力があります。そのことから、人に好かれるには、愛を伝えるには、愛されるためには、コミュニケーションといったキーワードがあります。
失敗してようやく〈愛〉に気づくことも!
戊(つちのえ)には人との接し方という意味がありますが、例えば恋愛の場面でも、うまくいかない場合は現状のやり方を変えてみてください。失恋がプラスに働くこともあるかもしれません。
今月のオススメ楽曲!
KICK THE CAN CREW “脳内VACATION”
2003年12月10日にリリースされた、KICK THE CAN CREWの15thシングル。サビの〈どっかでなんかしたい ななななんとなくなんかしたい〉のフレーズが戌(いぬ)の持つ〈滅ぼす〉のキーワードになり、楽曲全体に〈現状を変えたい〉気持ちが表れています。また、“脳内VACATION”の、頭の中でどこかバケーションに出かけたいというメッセージが、コロナ禍で外出に制限がある今の時代に合っていると思ったので選曲しました。
TRUE “MUSIC”
TRUEが2021年8月25日にリリースした4thアルバム『コトバアソビ』に収録されているリード曲。〈伝えるってどうして難しいんだろう〉の歌詞が、戊(つちのえ)が持つ、コミュニケーションや愛の伝え方のキーワードにつながります。また、『コトバアソビ』には大ヒットした「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の主題歌“WILL”も収録されています。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」には、感情がうまく伝えられない主人公が〈手紙で思いを伝える〉場面が出てくるので、“WILL”を聴くとそのシーンを思い返してコミュニケーションや愛について考えさせられます。戊戌(つちのえのいぬ)のキーワードを持つ“MUSIC”や“WILL”が収録されたアルバム、ぜひ聴いてみてください。
UMEILO “高空”
4人組ギターロックバンドUMEILOの1stシングル。残念ながらバンドは2020年10月に解散してしまいましたが、戊戌(つちのえのいぬ)にぴったりな失恋ソングだったので選曲しました。失恋=滅ぶことで分かる愛、前向きになるだけが運を高めるわけではなくて、心の痛みを知ることで優しくなれたり、人を愛する気持ちが育まれます。未練タラタラの失恋ソングなんですが、新しい自分に再生していくには、思い出を噛みしめる時間も必要だと思わせられます。〈冬に入る一歩手前〉や〈高2の修学旅行〉といったフレーズに季節感を感じたりもして、すごく人間らしい歌詞が魅力的です。
忌野清志郎 “JUMP”
戊戌(つちのえのいぬ)は山がテーマなので、Mr.フジロックこと忌野清志郎さんの曲を選曲。〈もう一度高く JUMPするよ〉が現状を壊して旅立つ準備をしようと言っている気がします。“JUMP”は2004年の楽曲ですが、〈世界はふと考え込んで 朝日が出遅れた〉〈なぜ悲しいニュースばかり TVは言い続ける〉〈何が起こってるのか 誰にもわからない〉などの歌詞が、現代を皮肉っているように感じて不思議な気持ちになりました。まるで今を予言しているかのようにも思えます。タイトルや歌詞の中で繰り返される〈JUMP〉の言葉が、来年はもっといい年にしよう、笑ってフジロックが開催されますようにといった願いが込められているようにも感じられます。
クラムボン “U&I”
2013年5月22日リリースのクラムボンのカヴァーアルバム『LOVER ALBUM 2』に収録されています。原曲“U&I”は、アニメ「けいおん!」の主人公たちのバンド=放課後ティータイムの楽曲。〈この気持ちを伝えたいよ〉〈まずはキミに伝えなくちゃ「ありがとう」を〉〈キミの胸に届くかな?〉〈思いよ 届け〉の歌詞から、恋が成就したのか、はたまた終わってしまったのか分かりませんが、愛や気持ちを伝えることが大切というメッセージが伝わってきます。
嵐 “Rock Tonight”
2013年10月23日リリースの嵐の12thアルバム『LOVE』に収録されています。戊戌(つちのえのいぬ)は山がテーマなので、部首が山の嵐の楽曲を選びました。嵐は今は活動休止中ですが、〈時が来たのさ〉〈今こそRock tonight〉〈風は追い風〉〈ひとつになれ〉などの歌詞が、またいつかその時が来たら活動再開してほしいという=戌(いぬ)の持つ再生のエネルギーに思いを込めた部分もあります。また、この楽曲の歌詞やメロディーになんとなく引きつけられ、戊(つちのえ)が持つ引き込む力や凝集性にも通じると思います。
LOVEBITES “Glory To The World”
ガールズ・ヘヴィメタルバンドLOVEBITESが、2021年3月10日にリリースしたミニアルバム『GLORY, GLORY, TO THE WORLD』のリード・トラックとなっている楽曲。このアルバムには〈苦難を乗り越えての復活〉というコンセプトがあるそうで、戌(いぬ)の持つ、破壊することで再生する、そこから新しいものが生まれるという捉え方に合っています。リード・トラック“Glory To The World”を聴くと、LOVEBITESの演奏力や表現力などが圧倒的パワーでかっこよくて、とにかく引き付けられます!
ハロウィン(Helloween) “Skyfall”
10月31日はハロウィンなので、Helloween(ハロウィン)の最新楽曲を選曲しました。復帰したカイ・ハンセンとマイケル・キスクを含む7人編成でシングル『Skyfall』(スカイフォール)を2021年4月2日にリリース。12分超えの大作です。楽曲のテーマであるエイリアンの地球侵略からの変化や、メンバーの復帰など、“Skyfall”から戌(いぬ)のキーワード〈破壊と再生〉が表現されていると思います。