RIOが2021年12月15日(水)にファーストアルバム『RIO』をリリースする。
弱冠20歳の、都内の音楽大学に通う学生でありながら、幼少期から米ハワイやNYを中心に海外でのギグやフェスに多数出演した実績を持つウクレレ奏者のRIO。これまでにハワイの由緒ある〈デュークス・ウクレレ・コンテスト〉や〈インターナショナル・ウクレレ・コンテスト〉で1位を獲得し、さらにNYのアポロ・シアターで開催されたアマチュアナイトでも1位に輝くなど、世界各地のコンテストで優勝経験がある。また、〈ダイナースクラブ・ソーシャル・ジャズセッション 2013-14〉のジャズコンテストでは13歳という最年少で優秀賞に選ばれ、リー・リトナーおよびブルーノート東京から賞賛された。
世界を舞台に活躍し、かねてから本格的な音楽活動の開始を期待されていたRIOが、待望のファーストアルバムをついに完成させた。本作では、RIOが尊敬してやまない、日本のジャズシーンの若き才能であるギタリスト、井上銘がミュージックプロデューサーとして全面的にサポート。また、山本連(ベース)、ダニエル・バエデール(ドラムス)、宮川純(オルガン)ら、井上が信頼しRIOが交わりたかったという気鋭のミュージシャンたちがバックアップした。さらに、RIOの恩師・有田純弘がゲストとして参加。『RIO』は、彼にとって、これまでの思いや世界各地で積み重ねてきたものを存分に発揮した、早熟と成熟と熟成が見事に交差した作品になっているそうだ。
また、『RIO』のリリースにあたって、TWIN MUSICのクラウドファンディングとのコラボレーションも実施されている。ウクレレ&ハワイをより身近に感じられる、RIOの思いを共有できるスペシャルなオファーが用意されているとのこと。詳細については、TWIN MUSICのオフィシャルサイトをチェックしてほしい。
小さなウクレレが生み出す大きなオーケーストレーション、多彩な感情、風景、色彩を表現した、4弦の限りない可能性を伝える新感覚のウクレレミュージックアルバム『RIO』。ウクレレの概念を超越し、今後インストゥルメンタルシーンを大きく塗り替えることになる、新たな時代の幕開けを告げるであろう本作を、どうぞお見逃しなく。
なお、MikikiはRIOとプロデューサーの井上銘へのインタビューを収録済み。ぜひ掲載を楽しみにしていてほしい。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2021年12月15日(水)
品番:TMCJ-1002
価格:3,300円(税込)
TRACKLIST
1. Transit
作曲:RIO/編曲:RIO & May Inoue
2. Joker
作曲:Miki Saito/編曲:RIO & May Inoue
3. You Know
作曲:RIO/編曲:RIO & May Inoue
4. My Favorite Things
作曲:Richard Rodgers/編曲:RIO & May Inoue
5. Waltz for Beth
作曲:RIO/編曲:RIO & May Inoue
6. Asa Branca~O Ovo
作曲:Luiz Gonzaga~Hermeto Pascoal/編曲:RIO & May Inoue
7. Mother
作曲:Miki Saito/編曲:RIO & May Inoue
8. Wishy Washy
作曲:RIO/編曲:RIO & May Inoue
9. This Nearly Was Mine
作曲:Richard Rodgers/編曲:RIO & May Inoue
INFORMATION
RIO × クラウドファンディング:RIOハタチの音「NEWアルバム制作プロジェクト」
RIOが愛するウクレレ&ハワイを基調とした、〈ハワイの神の宿る樹〉であるハワイアンコアとのコラボ、RIO × ハンセン神谷氏によるカスタムウクレレモデルの製造、カニカピラ(セッション)など応援して頂く皆さんと想いを共有できるような、いくつかのオファーを御用意させて頂いています。
https://twinmusic.co.jp/ja/detail-project.php?p_no=96
PROFILE: RIO
世界を舞台に活動する現在20歳のウクレレ奏者。これまでにハワイの由緒ある〈デュークス・ウクレレ・コンテスト〉や〈インターナショナル・ウクレレ・コンテスト〉で1位を獲得。また、米NYのアポロ・シアターで開催されたアマチュアナイトでも1位を獲得している。〈ダイナースクラブ・ソーシャル・ジャズ・セッション2013-2014〉にて最優秀賞を受賞。13歳での最年少受賞に、リー・リトナー氏とブルーノート東京より賞賛される。バイリンガルな一面を生かし、〈TEDxTokyo 2014〉をはじめ〈TEDx〉の数多くのイベントに招待される。現在、ハワイのカマカ・ウクレレのエンドースドアーティストであり、〈NAMM Show〉にも参加している。他、ハワイでは数々のアルバムをリリース。コンピレーションアルバム『Island Style Ukulele Vol. 2』、カマカ・ウクレレの100周年記念アルバム『Kamaka Ukulele Presents Keep Strumming!』は〈ハワイのグラミー賞〉と称される〈ナ・ホク・ハノハノ・アワード〉を受賞。日本発のアルバム『I~around~』に至っては、〈International Album Of The Year〉としてノミネートされた。2020、2021年と、コロナ禍で営業が再開されたブルーノート東京にて世界的ジャズピアニストの小曽根真氏と共演、〈Rising Star〉として紹介される。20歳を境にさらに飛躍を目指し、2021年冬、自身初となるファーストアルバム『RIO』を発表する。4弦から生み出されるRIO独特の表現力でジャンルを超え、国境をも飛び越えていく、そんな新次元のウクレレプレイヤーである。
PROFILE: 井上 銘
91年5月14日生まれ。神奈川県川崎市出身。15歳の頃にギターをはじめ、高校在学中にプロキャリアをスタート。2011年10月、EMIミュージック・ジャパンよりメジャーデビューアルバム『ファースト・トレイン』を発表。同作で〈NISSAN PRESENTS JAZZ JAPAN AWARD 2011〉のアルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュースター部門)を受賞。2013年11月にユニバーサルよりセカンドアルバム『ウェイティング・フォー・サンライズ』を発売。2016年4月、渡辺香津美氏のギター生活45周年のアルバム『Guitar Is Beautiful KW45』に参加。同年4月、同年代の精鋭ミュージシャンたちとのポップスユニット、CRCK/LCKSでデビューアルバム『CRCK/LCKS』をリリース。6月にはブルーノート東京で世界最高峰のジャズギタリスト、カート・ローゼンウィンケル氏と共演。2017年、自身の新しいユニット、STEREO CHAMP(類家心平、渡辺翔太、山本連、福森康) を結成。同年6月、メンバーと作り上げ、自身最大の意欲作であるサードアルバム『STEREO CHAMP』をReBorn Woodより発売。2018年4月にはSTEREO CHAMPとして初のブルーノート東京公演をソールドアウトさせ、成功を収めた。2018年11月には同メンバーに加え、WONKのボーカリストであるKento NAGATSUKAをフィーチャーした曲を含むアルバム『MONO LIGHT』と初のソロギターアルバム『Solo Guitar』を同時にリリース。2019年2月にはコットンクラブにてSTEREO CHAMPでの単独公演を行いソールドアウトさせる。また、ソロギターライブも積極的に実施するなど、STEREO CHAMPをはじめ自身発信のプロジェクトでの活動や、中国・香港をはじめとするアジア圏、英ロンドンを中心としたヨーロッパ圏での海外ミュージシャンとの交流も活発で、ワールドワイドな舞台での積極的な活動など、国内のみならず世界を視野にした演奏には各方面より注目が集まっている。2020年2月には7年ぶりとなるアコースティックジャズアルバム『Our Platform』をポニーキャニオンよりリリースした。また、11月にはブルーノート東京にて初の2夜連続公演をソールドアウトさせる。2021年7月14日には自身初となるボーカル作品である5曲入りEP『POP MUGIC』をリリースし、新しいジャズ&ポップスの新境地を開拓すべく活動中。