インタビュー

ジェイコブ・コーラー(Jacob Koller)、超絶技巧のピアニストが気鋭の若手と作り出す自由なコンサート

〈ストリート・ピアノ コンサート at ギャラクシティ ~ジェイコブ・コーラー with フレンズ~〉

超絶技巧のピアニスト、ジェイコブ・コーラーが仲間たちと作りあげる楽しいコンサート

 「ストリート・ピアノの魅力は、解放感があって、誰でも参加できる点です。ピアノが置かれている駅や空港は、コンサートホールやジャズクラブとは違って、とてもカジュアルな場所。ジャズを弾いてもいいし、クラシックやポップスを弾いてもいい。プロが弾いてもいいし、子どもからお年寄りまで、ピアノを始めたばかりの人が気軽に弾いてもいい。その場で誰かが弾いている演奏に、偶然にそこに居合わせた人たちが興味を持って、人や音楽が繋がっていく感じがします。これはひとつの新しいジャンルと言ってもいいんじゃないかな」。

 米国アリゾナ州出身で10代の頃に数多くのピアノ・コンクールで優勝。2009年から活動拠点を日本に移し、数多くのアルバムを発表。現在は、2017年設立のレーベルJIMS Recordsの運営や25万人超の登録者を抱えるYouTube動画配信でも活躍するピアニスト、ジェイコブ・コーラー。彼が2月23日(水)にギャラクシティ 西新井文化ホールで開催する〈ストリート・ピアノ コンサート at ギャラクシティ ~ジェイコブ・コーラー with フレンズ~〉は、JIMS Recordsからアルバムを発表している朝香智子とヒビキpianoという気鋭のピアニストふたりとの共演。ソロ・ピアノや連弾などを含むヴァラエティ豊かなコンサートだ。

「朝香さんはクラシックからスタートしているけれどロック・バンドの経験もあって、ものすごくグルーヴ感の強いピアニスト。ヒビキpianoくんもクラシックをしっかりと勉強してきた人で、ジャズ演奏やアレンジにもすごく興味を持っている伸び盛りの存在です。今回のコンサートは、会場に3台のピアノが用意され、それぞれのピアノでアンサンブルする演奏もあるのですが、ふたりずつでの連弾や、3人がグルグルと交代しながら弾く連弾など盛り沢山に用意してあります。連弾というのはジャズのジャム・セッションのようなもの。1台のピアノだけど、互いに伴奏とアドリブを交代しながら自由に弾く演奏は、その人の個性や会場の雰囲気によって大きく変化します。さらに今回は、11月14日の予選会で選ばれた5人がオープニング・アクトに登場してくれます。そんなふうにピアノの輪が広がっていけば嬉しいですね」。コンサートへの期待を楽しげに語るコーラー。聞けば、友人の調律師と共同で製作を進めていたマイ・ストリート・ピアノがついに完成。これからはそのピアノを車で運びながら日本各地のストリートでの演奏も展開していくとのこと。2022年はコーラーのストリート・ピアノが日本中を駆け巡る年になりそうだ。

 


LIVE INFORMATION
ストリート・ピアノ・コンサート at ギャラクシティ
~ジェイコブ・コーラー with フレンズ~

2022年2月23日(水・祝)東京 ギャラクシティ 西新井文化ホール
開場/開演:15:00/16:00
出演:ジェイコブ・コーラー/ヒビキpiano/朝香智子
https://www.galaxcity.jp/cultural-hall/event/20211020-003811.html

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