ダンスとポップスをハイブリッドに行き来し、近年のハイパーダブを象徴するかのような活躍ぶりを見せるジェシー・ランザの初ミックス作品。冒頭からみずからのエクスクルーシヴ曲を連投して自己紹介を終えると、DJスプーキーの95年産ゲットー・ハウス“Twilite”を皮切りにアシッド〜エレクトロ〜ベースといったトラックでシームレスな流れを紡いでいく様相たるや極めて潔し。ルーツを匂わせるラストの選曲もグッド。