功成り名遂げてもコンスタントに作品を出してくれるマイアミの大御所が、昨年末のソロ9作目をデラックス仕様でフィジカル化。ジャズミン・サリヴァンと21サヴェージを従えた“Outlawz”はシンガーとの合体を好む人ならではのソウルフルな安定感があり、ベニー・ザ・ブッチャーやブラストも気負いなく自身の土俵に呼び込んでいる。AZを招いた“Vacher On”、アンダーソン・パークとの“Not For Nothing”などボートラも熱い。