結成10年を突破したサウス・ロンドンの人気バンドによる3年ぶりの新作は、ライアン・テダーを総監督に迎えて胆の据わったポップネスを表現した意欲作になった。とはいえ楽曲ごとの舵取りは成功の立役者たるマーク・クルーやフロントマンのダン・スミスを中心にしたもので、フェイクの横行する社会と未来への絶望と希望を自分たちの目線と成熟していく音楽性で描いている。結果的に全英No.1に返り咲き!