編曲にCal Masseyを迎えた注目の作品。モーガンはこの当時、既定のジャズロック路線を進みつつも、名盤『Delightfulee』で大人のビッグバンドサウンドを聴かせ、『Cornbread』でリズムに工夫を凝らしていた。時代は、後にレアグルーヴとしてもてはやされた新しい波が押し寄せつつあった。マイルス傘下、バスクラリネットで真価を発揮するベニー・モーピンも注目のサックス奏者として参加してハイセンスな演奏でアクセントを付けている。本作は意外に再発が少ない盤だけに今回は要注意。『Inner Urge / Joe Henderson』『Rough ’N Tumble / Stanley Turrentine』『The Latin Bit / Grant Green』『Out Of The Blue / Sonny Red』も発売。
リー・モーガン(Lee Morgan)『Caramba!』編曲はカル・マッセイ 再発の少ない注目盤がアナログでリイシュー
ジャンル
ジャズ