史上最強のジャズ・レーベル〈ブルーノート〉の人気作をSA-CDハイブリッド化
お手軽に高音質サウンドが楽しめるフォーマットとして、SA-CDはクラシックの愛好家を中心に根強い人気を誇っています。しかしジャズの名盤に関しては現在入手不可となってしまっているものも多く、このたびタワーレコ―ド企画で登場となったブルーノートSA-CDハイブリッド・セレクションはぜひ手に入れていただきたいシリーズとなっております。
85周年を迎えたこのレーベルが1950年代にリリースした数々の名盤が、〈JAZZ〉というイメージを形作ったと言っても過言ではないでしょう。テレビなどで使われ誰もがどこかで耳にしていそうな“モーニン”や“クレオパトラの夢”のメロディ、サムシン・エルスにおける帝王マイルスの“枯葉”の決定版的演奏にブルートレインの深遠な響き、カッコよすぎるジャケットがあまりにも有名な『クール・ストラッティン』……漏れなく〈これぞジャズ!〉というサウンド、ムードが充満している5作品がまず第1弾で登場となります。
ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS 『モーニン<完全生産限定盤/タワーレコード限定>』 TOWER RECORDS/BLUE NOTE SACD HYBRID SELECTION(2024)
CANNONBALL ADDERLEY 『サムシン・エルス<完全生産限定盤/タワーレコード限定>』 TOWER RECORDS/BLUE NOTE SACD HYBRID SELECTION(2024)
SONNY CLARK 『クール・ストラッティン<完全生産限定盤/タワーレコード限定>』 TOWER RECORDS/BLUE NOTE SACD HYBRID SELECTION(2024)
伝説的エンジニアだったルディ・ヴァン・ゲルダーの録音によってさらなる魔法がかけられた珠玉の演奏は、全く古びることなく世代を超えて音楽ファンを虜にしてきました。まだジャズの世界に足を踏み入れてない方も、最高の音質でその世界に浸ってみてください。ちなみにジャズの作品はパッケージに参加メンバーが記載されているのですが、この5作の顔ぶれに目を向けてみるとアート・ブレイキーはサムシン・エルスにも参加していて、その他にもポール・チェンバース(ベース)が3作品に、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)、リー・モーガン(トランペット)が2作品に参加しています。自身のリーダー・アルバムでは無いところで最高の演奏を繰り広げたり、サイドメンとして磨き抜かれた匠のワザを繰り出したり……色んなところに参加している推しプレーヤーの演奏を片っ端から聴くのもジャズ・ファンへの第一歩になっていたりします!
TOWER RECORDS/BLUE NOTE SACD HYBRID SELECTION
SACDハイブリッド<完全限定生産盤/タワーレコード限定>
2024年9月25日発売
2024年10月23日発売