初のフル・アルバムは、曲展開多めで昂揚を煽る“Cry for the Moon”を筆頭とした、平地孝次らしいパワフルでエネルギッシュなエレクトロニコア・サウンドを軸に、“HOPE”や“家路”といった包容力のあるミディアムもありつつ、クラップやシンガロングのコーラスを擁する楽曲が増え、現場の熱と興奮を激しく高めそうな全12曲を収録。ネガもポジも抱きしめながら希望へ向かう旅路を描いた言葉たちが、爽快な余韻を残す。