オープニングのフォーキーな“Normal People”で意表を突かれる3年ぶりの新作。よりミニマルなサウンドで磨かれたアシッド・ハウスの“A Little Bit (More)”で一気にダンサブルなムードに引きずり込み、アンジェリカ・ガルシアがスペイン語で歌う異国情緒に溢れた“Un Puente”、クールなエレクトロの“Panama Canal”、泣き踊り系のアップリフティングな表題曲などエッジーかつ多彩なトラックで踊らせる。哀愁含みの楽しさに痺れる快作だ。