ディスクガイド

all the way to Xscape ~2014年のマイケル・ジャクソン~(3)

BAD RECYCLER 2012年以降のカヴァー/サンプル(前編)

JUSTIN BIEBER Believe RBMG/Island(2012)

“Slave To The Rhythm”を歌っていたことを思えば、こちらのジャスティンも『Xscape』参加がありえたのかも? ともかく、本作収録の“Die In Your Arms”はジャクソン5“We've Got A Good Thing Going”をベタ敷きしたメロウな逸曲に。

 

 

VARIOUS ARTISTS TOWER RECORDS CAFE -shibuya smooth music- SLD(2012)

カフェ映えするグッド・カヴァー集にて45が取り上げたのは“I Wanna Be Where You Are”。ここで歌を担ったHanah Springは自身の新作でリオン・ウェアと組むという縁も!

 

 

FROST All Oldies II Old West(2012)

LAラティーノの首領によるオールディーズチカーノ・ラップ界では主にスウィート・ソウルのこと)ネタ曲集で、ジャクソンズ“Good Times”をそのままメロウにリメイク。あまり知られていない曲を使い、冒頭でマイケルに哀悼を捧げているのも好印象だ。

 

 

LOS MITICOS DEL RITMO Los Miticos Del Ritmo Soundway(2012)

クァンティックことウィル・オランドが伝統的なクンビアのスタイルに臨むユニット。“No Pares Hasta Tener Lo Suficiente”とは……さて、どの曲のカヴァーでしょうか?

 

 

TERRACE MARTIN 3 Chord Fold Empire(2013)

スヌープからTDE一派、グラスパー軍団まで多方面との仕事で知られる西の敏腕マルチ奏者。本編終了後に披露する“I Can't Help It”のカヴァーは、ヴォコーダー歌唱と鍵盤の絡みがメロウで心地良し。しかもプロデュースはクインシーって!?

 

 

ESPERANZA SPALDING Radio Music Society Heads Up(2012)

グラミーで脚光を浴びたベーシスト/ヴォーカリストがラジオ・フレンドリーな作りをめざしたという傑作。ここでも取り上げられたのは“I Can't Help It”で、ハートウォーミングな女声にマイケルのカヴァーはよく似合う。

 

 

EASY STAR ALL-STARS Easy Star's Thrillah Easy Star(2012)

かの『OK Computer』や〈Sgt. Pepper's〉などのカヴァー盤を出してきたレゲエ集団が、丸ごと『Thriller』に挑んだ意欲作。名曲と往年の名リディムを組み合わせるなど凝った構成で、曲の良さとレゲエの包容力を伝える好盤だ。

 

 

!!! Thr!!!er Warp(2013)

表題だけ!? 本作のリミキシーズに参加のモーリス・フルトンMUで“Stop Bothering Michael Jackson”を出していた。

 【参考動画】MUの2005年作『Out Of Breach(Manchester's Revenge)』収録曲 “Stop Bothering Michael Jackson”

 

 

VARIOUS ARTISTS THINK LIKE A MAN Epic(2012)

評判だったクアドロンの“Baby Be Mine”カヴァーが聴けるサントラ。コーラス部分は参照せずココが主旋律を朗々と歌う作りは別曲のようで、マイケルらしさが歌の掛け合いから生じていたこともよくわかる感じ。