ステファン・アスケナーゼ(Stefan Askenase)『東ドイツでの演奏会 1967-1968年』モーツァルトやショパンなどの演奏でピアニストの魅力を知ることができる価値ある2枚組

STEFAN ASKENASE 『ステファン・アスケナーゼ - 東ドイツでの演奏会 1967-1968』 Meloclassic (2022)
2022.07.22

Meloclassicから新譜16タイトルがリリースされた中の1作。レンベルク(現在のウクライナのリヴィウ)生まれのピアニスト、ステファン・アスケナーゼが1967年から68年にかけて演奏した東ドイツでの録音集。同レーベルから2014年(MC1004)と2020年(MC1051)の2作が発売されている。モーツァルト“ピアノ・ソナタ第9番”から始まり、ショパンのマズルカ、ワルツ等、2枚組で多数楽曲が収録。2枚目にはケーゲルとのモーツァルトとメンデルスゾーンの協奏曲も収録。アスケナーゼの魅力を知る上で価値あるアルバム。旧2作も含め、その音楽世界に聴き入ってみては如何でしょうか。

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