新作が発売される度にヒストリカル・ファンを唸らせているMeloclassic。2020年に前シリーズがリリースされてから2年。待望の16タイトルが発売。今回はその新作からご紹介。1949年から59年に演奏されたポーランドの4人のピアニストによる録音集。初めてその名を知る方々も多いかもしれないが、隠された名演を探し聴く事も醍醐味。今回収録の1曲、1曲が貴重な録音と言えよう。アーベントロート指揮で演奏されるブコフスカとシュトンプカによるショパンの協奏曲。モノラルだが音質は良好。スメンジャンカとケーゲルとのプロコフィエフも聴き逃せない。