英ウェストヨークシャー出身の若きポスト・パンク・バンドによる2作目は、前作に続いてアークティック・モンキーズらを手掛けたロス・オートンがプロデュースを担当。ダークかつエネルギッシュなサウンドはそのままに、今作は全体的にテンポを上げ、シンセで効果的な音を加えることにより、アルバムにスペイシーな昂揚感を加えている。陰と陽の狭間を行く〈少し大人になった〉ダンス・アルバムと言っていい。