望んだ変化が明らかに実を結んできたように思える、およそ10か月ぶりのサードEP。国内外の作家による振り幅の広い楽曲を揃えつつ、初作の“LAZER”で組んでいたカミカオルが全曲のプロデュースを担うことで、多彩な楽曲それぞれの歌唱表現も含めたディレクションがある種の統一感と新しいカッコ良さを持ち込んでいる。ヒップホップに寄せたチャレンジも見せながらダンス・ミュージックという自身の持ち味を強固に育てた一枚だ。