2023年2月20日は、タワーレコードのフリーマガジン「intoxicate vol.162 “differentiating the silence”」の発行日です。
表紙は、2017年発売の『async』以来、約6年ぶりのオリジナルアルバム『12』をリリースした坂本龍一さん。畠中実さんによる静かに熱い〈EXOTIC GRAMMAR〉をどうぞ。
〈EXOTIC GRAMMAR〉はあと2本。まずは、今年3月に開催される〈第1回新潟国際アニメーション映画祭〉。押井守さんが審査委員長を務める〈長編商業アニメーション〉に特化したコンペティション部門があることなど、注目ポイントを井口啓子さんにご紹介いただきました。もう1本は、結成以来、30年目にして初のオリジナルアルバムを制作中のP.K.O(Panta Keiichi Organization)のお2人へのインタビュー。PANTAさんと鈴木慶一さん、親友2人の〈あ、うん〉の会話を村尾泰郎さんが引き出します。
〈ピックアップ〉は、アーティゾン美術館で開催される〈ダムタイプ|2022: remap〉について、担当キュレーターの内海潤也さんにインタビュー。愛知芸術劇場で開催、音楽をevalaさんが担当するダンスプロジェクト〈Rain〉については、演出・振付の鈴木竜さんと、プロデューサーの唐津絵里さんによる対談で。オペラシティでは、コリン・カリー・グループによるスティーヴ・ライヒ作品のライブが再び! ライヒの三大作品と言われる作品のうち、2012年に“ドラミング”を、2017年は“テヒリーム”を取り上げており、今回は最後の1つである“18人の音楽家のための音楽”を中心に演奏されます。さらに、発売25周年を迎えた「ファイナルファンタジーVII」より、人気楽曲のアレンジアルバムの聴きどころをご紹介。そして、いよいよ3月に開催となるデイヴィッド・フォスターとの初共演コンサートを予定しているASKAさん。その他、初のセルフプロデュース・アルバム『Good Time Good Music』をリリースしたクロマチック・ハーモニカ奏者の山下伶さんなどなど。
intoxicate試写会作品は、浅野いにおさん原作、竹中直人さん監督、齋藤工さん主演による「零落」(3月17日公開)。主⼈公の元⼈気漫画家・深澤薫を演じる斎藤⼯さんが、屈折した⼈物像にリアルな魂を宿します。お見逃しなく!! ご応募、お待ちしております!
最後にもうひとつ、アーツカウンシル東京による2023年度〈東京芸術文化創造発信助成〉公募概要について。自分でやりたい表現がある人は、どのような流れで助成に参加できるのか、順を追って説明しています。ご参考にしていただければうれしいです。
「intoxicate vol.162」は、タワーレコードの店舗、またいつも「intoxicate」の設置・配布にご協力いただいております、こちらの会場で手に取っていただければと思います。
タワーレコード オンラインで購入できるサービスもございますので、こちらもチェックしていただきますよう、よろしくお願いいたします。
コンテンツは下記かこちらでご覧ください。
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INFORMATION
intoxicate vol.162(2023.2.20発行)CONTENTS
EXOTIC GRAMMAR Vol.85
P.4-5 新潟国際アニメーション映画祭
P.6-7 P.K.O(Panta Keiichi Organization)
P.8-9 坂本龍一
OCHANOMA-VIEWING
OCHANOMA-PRE-VIEW / INTER-VIEW / REVIEW
P.12 コリン・カリー・グループ
P.13 小林海都
P.14 上野通明
P.15 山中惇史/櫃本瑠音
P.16 吉松隆
P.17 上原潤之助/トマシュ・ヴァプニツ
P.18 ウォルフガング・ムースピール
P.19 林正樹/クリス・ポッター
P.20 ヴォルフガング・ハフナー
P.21 POLISH PIANISM Concert(スワヴェク・ヤスクウケ/横山起朗)
P.22 Yaffle
P.23 ターリ/青田典子
EXTRA-PICK UP
P.10-11 アーティゾン美術館『第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022:remap』
P.24 山下 怜『Good Time Good Music』
P.27 追悼 高橋 幸宏
P.28-29 アーツカウンシル東京 2023年度「東京芸術文化創造発信助成」
P.31 愛知県芸術劇場 X Dance Base Yokohama [Rain] 鈴木竜×唐津絵理インタヴュー
P.32 スクウェア・エニックス『Radiant Melodies - FINAL FANTASY VII』
P.38-39 intoxicate Special Seats 映画『零落』斎藤工インタヴュー
P.40-41 松竹ブロードウェイシネマ『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』
P.80『ASKA & DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』
POINT OF CHA-NO-MA
P.42 OCHANOMA-CINEMA
P.43 親子バトル!趣味主張系 #112 濱田マリ
P.44 クラシックな人々 俵孝太郎 第158回
P.45 SMART OCHANOMA 第56回 山本敦
P.68-69 人コマゴマ 第117回 窪塚洋介/早花まこ/夢眠ねむ/有森也実
OCHANOMA-REVIEW
P.50-53 CLASSICAL
P.54-57 JAZZ
P.58-59 POP / ROCK / J-POP
P.60-61 INTERNATIONAL / NEW AGE
P.62-63 CINEMA / ANIME / MANGA
P.64-65 BOOK
P.66-67 KIDS / EDUCATIONAL
INFORMATION
P.49 TOWER RECORDS CLASSICAL SPECIAL PRICE
P.70-74 Special Thanks!
P.75 ストアリスト
P.76-77 EVENT 0433 #01 REPORT&#02 PREVIEW
P.78 読者プレゼント/アンケート
P.79 お知らせ/編集後記
お茶の間カルチャーショック
――タワーレコードに来店される音楽ファンのみなさまが、思わず仲間内で話題にしたくなるような、素晴らしい音楽や映画などを紹介するというのはもちろんのこと、知人や家庭の間で話題のきっかけをつくるような雑誌でありたいという思いをこめた、intoxicateのテーマです。
カヴァー=坂本龍一 photo by zakkubalan ©2022 Kab Inc.
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