温泉マークが本日4月20日にニューシングル『ナイチュー!/幽霊る』をリリースした。
温泉マークは、2021年に活動を始め、声にオートチューンをかけながらゲームや楽曲制作の実況をYouTubeで行っているVTuber。実況中、声にかかるオートチューンが偶発的でユーモラスな効果を生むことで、Twitterなどの一部界隈で話題を呼んでいる。
オートチューンというか...大悲鳴ですね...... pic.twitter.com/Xj2gc2ZUr6
— 温泉マーク -Auto-Tune VTuber- (@ngo750750750) April 19, 2021
2023年3月25日には、東京・表参道のWALL&WALLで行われた,ζ,”⊃恋呂百花 a.k.a 木下百花主催のイベント〈crush〉で〈オープニングゲーム実況〉に抜擢され、大役(?)を見事果たした。
チュン💕 pic.twitter.com/G1X8LgaJBk
— 🫧木下百花🫧 (@wanderlandlove) March 26, 2023
— 🫧木下百花🫧 (@wanderlandlove) March 26, 2023
温泉マークは、YouTubeチャンネルでの実況だけではなく音楽活動も行っており、2021年にはライブ配信時の待機画面で流れる“待機のうた”のほか、“ブロックパーティーのうた”“おもちゃ箱をひっくり返したような曲”(いずれも2021年)、“ゲームオーバーのうた”“これはおんがくのうた”(いずれも2022年)、“どうぶつのうた”(2023年)といったシングルやリミックスをリリースしている。また、ライブ配信をしながら制作したアルバム『冬のおとずれ GREATEST HITS20211120』(2022年)も発表。
それ以外にも、自身のブログ〈👼と♨️のᎩuКꂅოuᏒᎥ լᕱც〉での執筆や〈3000円ブックオフ〉の提唱などを行っている。
そんな温泉マークが今回リリースした2曲入りのシングル『ナイチュー!/幽霊る』は、プロゲーミングチームのHYG’に所属するアーティストのIchiro Fujimotoとのコラボレーション作品だ。Ichiro Fujimotoの〈オートチューンをかけてゲーム実況するVTuberは面白いに決まっている〉という直感が働いたことから今回のコラボに繋がったそうだ。
Ichiro Fujimotoは〈土の柔らかさと鉄の硬さ〉、温泉マークは〈オートチューンと踊るペットボトル〉をコンセプトに据えて、本作を制作したという。
“ナイチュー!”は、オートチューン実況中に生まれた名場面の声がサンプリングされ、サックスなどの音を用いたトラップビートに組み込まれたもの。タイトルの〈ナイチュー〉とは、実況時にオートチューンが強くかかった際、視聴者が用いる言葉で、温泉マークの実況者としての側面が強く表れた曲になっている。
いっぽう2曲目の“幽霊る”は、UKドリルやジャージークラブの要素が取り入れられたエレクトロニックなビートで、クラブの様子を描写するリリックを温泉マークが歌い上げた一曲。こちらは、温泉マークのアーティストとしての側面が感じられる曲だ。
ミキシングとマスタリングは、K/Inada(ミライノオンガク)が担当した。また、アートワークは、レコードディグ漫画「ディグインザディガー」などで知られるイラストレーターの駒澤零が手がけた。
また、“ナイチュー!”のミュージックビデオも発表された。
オートチューン実況VTuberという未開拓地を一人切り拓く温泉マーク。その音楽活動にも注目してほしい。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2023年4月20日(木)
配信リンク:https://big-up.style/0psCWk25Ex
TRACKLIST
1. ナイチュー!
2. 幽霊る
プロデュース:Ichiro Fujimoto
ミックス・マスタリング:K/Inada(ミライノオンガク)
アートワーク:駒澤零
PROFILE: 温泉マーク
2021年3月よりオートチューンがかかるVTuberとして活動を開始。ゲーム実況を中心にYouTube上で動画配信を精力的に行う傍ら音楽活動、ブログの執筆、読書会の主催、〈3000円ブックオフ〉の提唱、ポッドキャストの配信など、活動は多岐にわたる。好きなオートチューンのキーは〈C〉。
Twitter:https://twitter.com/ngo750750750
Instagram:https://www.instagram.com/onsenmark_au10tune/
YouTube:https://www.youtube.com/@-Auto-TuneVTuber-
PROFILE: Ichiro Fujimoto
音楽家。入江陽、MonkeyTimers、PunkC、YIMのプロデュースや、美術家の百瀬文、荒木悠、中村葵の作品音響を担当。制作におけるコンセプトはプロトタイプのサイボーグ。機械と生身の身体の複雑な絡み合いを、DAWを通じて考え中。
Twitter:https://twitter.com/HygBacon
Instagram:https://www.instagram.com/icrfjmt/
PROFILE: K/Inada
札幌を中心に北海道全域で小規模音楽イベント向けの音響機材レンタル・運用を行うミライノオンガクの代表。また個人名義でミックスダウン・マスタリング・音響技術アドバイスも行っている。リバーブとディレイについて考えることが好き。オタクになったことがない。
note:https://note.com/kinada23note
Twitter:https://twitter.com/kinada23/
ミライノオンガク Twitter:https://twitter.com/mirainoongaku/
PROFILE: 駒澤 零
2022年9月に始動したインターネットレーベル〈KAOMOZI〉のオーナーを務め、全ての楽曲アートワークとビジュアルを担当している。2021年4月より、DJ/トラックメイカーの栄免建設と共にレコードディグ漫画「ディグインザディガー」を連載開始。近年はイベント〈自然の中で起きている美しい現象すべて〉を主催し、自身もVJ/ライブペインターとして参加。
オフィシャルサイト:https://renren0824.tumblr.com
Twitter:https://twitter.com/ren_ren0824
Instagram:https://instagram.com/ren_ren0824/
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