今年〈Bluems〉から改名、小西康陽が絶賛する3人組バンドの初のアルバム。シュガーベイブ、細野晴臣、サニーデイ・サービスなどに影響を受けたという〈街と季節〉をコンセプトにした軽やかな日本語ポップスは、ありふれた日常が色づくような、大らかな気持ちになれるような耳当たりやコード感が素敵だ。失恋ソング“春にして君を離れ”の歌詞も読んでほしい美しさ。