イタリアから現在はジャマイカに根を下ろした活動が続くルーツ・シンガー、アルボロジーの約2年ぶりの新作。演奏からミックスまですべてをこなし、ルーツ・ロック・レゲエを基調とするスタイルは、深みを湛える歌声の魅力と相まり、ここでも説得力抜群。ソロ曲はもちろん、ブジュ・バントンやカバカ・ピラミッドら客演勢と渡り合う楽曲も納得の仕上がりだ。