昨年のデビュー15周年を経て届いた7枚目。自身の経験とも重なる子と母の成長を描いた愛しいバラード“未来へ”、前向きで勇気づけるような歌詞とポップな音色が印象を残す“To The Moon”などの先行曲をはじめ、中盤に登場する“Joyful Change”“Only Star”あたりの軽やかさも相まって、制作で訪れたというニュージーランドの心地良さが伝わってくるような仕上がりだ。