ベイビーフェイスの女子会アルバムにも呼ばれたNY出身のガーナ系シンガーによる2年半ぶりの新作がLP化。アフロ・ポップとR&Bを跨ぐ存在だが、キュー・スティードやKZが全面援護する今作ではハウスやメロコア風まで幅を広げ、ウィスパリング系の人懐っこい声で疾走感のある曲を歌っていく。アイヌの伝統歌を引用した“Wasted Eyes”にはCrystal Kayが参加。
ガーナ系アメリカ人/エクスペリメンタルSSW、Amaaraeによる2ndアルバム。クールでキュートなボーカルに、アフロビーツを基調としたカラフルで官能なメロディはクセになること間違いなし。Grimesのようなアートポップ色の強いものや、力強いビートと中近東のリズミカルなテイストな“Counterfeit”や、琴の音色から始まり所々に日本語コーラスが入った“Wasted Eyes”など独自性溢れた楽曲が勢揃い。最近だとJanelle Monáeのアルバムにも登場したりと何かと話題の彼女。確実に活動の幅を広げている注目のアーティストです。