リヴァートやLSGといったグループ活動やプロデュース業でも名を馳せ、父エディ・リヴァート(オージェイズ)の七光に甘んじない成功を収めた全身R&Bシンガーのソロ活動を、デビュー作『Private Line』(91年)から遺作『In My Songs』(2007年)までの代表曲で振り返った3枚組アンソロジー。“Private Line”や“Thinkin’ Bout It”などの時代を作ったヒットをはじめ、ストリート系もトラディショナルな作法もイケる濃厚な名曲・名唱の連発に改めて震える。カセットのみで世に出た“Fire & Desire”、日本盤だけのボートラだった“When It’s Right”、初CD化を含むリミックスなどレア曲も収録。