“本当はね、”がロングヒットするなか、続けざまにEPが登場。“君じゃなくても別に良かったのかもしれない”のようなフックの効かせ方はすでにお手のものだが、一方では不和や別離のやるせなさに直面して、ニヒルでいつつも理想を捨てないロマンティストぶりがより前面に出ているようだ。喜怒哀楽を性急な演奏で表現せんとするバンドの成長も目覚ましい。