昨年の『ZERO』が出発点に立ったという作品ならば、このミニ・アルバムは覚悟を決める前に起こるさまざまな思いをエモーショナルに昇華して描いた作品だ。鮮やかに見える〈青春〉という限られた時間の中にある危うさや儚さを感じる“少年讃歌”、迷い傷つきながらも突き進む “罰点万歳”など、ダイナミックなアレンジに込められた熱量の高さと、言葉の一つ一つが胸に刺さる。