2018年の『Head Over Heels』ぶりとなる通算6作目。その間には自分たちのレーベル=ジュリエット(!)を設立して後進を送り出し、一方ではオマー・アポロのプロデュースやカイリーのリミックスも手掛けていた2人だが、今回はここ数作の拡大志向をやめてシンプルな作りに戻っており、ゲストは“Replacements”に招いたラ・ルーのみ。そんな人選からもわかるように、今回の下地にあるのは彼らが活動を始めた頃の00年代式エレクトロ・ファンクと思われる。オーガニックな“Words With You”からロマンティックな“BTS”まで絶妙に楽しい振り幅は健在だ。マスタリングはアレックス・ゴファーが担当!
クローメオ(Chromeo)『Adult Contemporary』00年代エレクトロファンクを下地に最小限のゲストで作り上げた6年ぶりの新作
ジャンル
洋楽