OPUS OF THE YEAR 2014
[特集]2014年の100枚+ ~100 ALBUMS YOU MUST BUY~
ゆく年くる年。ゆく音くる音。ゆきゆきて音楽――今年もいい作品は山ほどあったよね!という感慨と共に、この一年も終えることができそうです。でも、新年を清々しく迎えたいなら、これだけは聴くのを忘れちゃダメよ~、ダ(略)
【31】
潮風を纏ったドゥワップ集団がやっとアルバムを出したのもこの年の収穫! 高品質をキープし続ける一十三十一の諸作やBTBのソロ、IMAGE CLUV界隈も引っ括めて、洒落た男たちと粋な女たちの世界は2014年も最高だったぜ。 *出嶌
【32】
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タイラー・ザ・クリエイターとの共演や全裸騒動など、何かと注目を集める男の作った素っ頓狂なローファイ・ポップ盤が、ジワジワ評判を呼んで主要メディアの年間チャートを席巻するまでに。アリエル・ピンクの座を脅かせ! *山西
【33】
尋常じゃない可能性の種子が発芽する瞬間を永遠に刻んだ名唱集。三浦徳子をはじめとする作家陣の仕事にも震えるが、この方向性が当人の意志を反映したものだというのも現代的だ。この先もじっくり開花していってほしい。 *出嶌
【34】
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最終的にUSの年間No.1にも認定された“Happy”は、前年のサントラで世に出ていたもの。良い意味で力の抜けた〈小さい〉作品で、咀嚼せずにスルッと呑み込めるのもナウな感じか。MJと殿下が揃い踏みした年にも似合う一枚。 *出嶌
【35】
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〈ニュー・ウェスト〉ブーム以降の西海岸モノとしては完璧に近い、DJマスタードやタイ・ダラーの活躍がひと回り大きくなった年を代表する大作。TDE軍団とは異なるノリには、往年のG愛好家も唸らせるヤバさが充満していた。 *出嶌
【36】
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AFROJACK Forget The World Universal Netherlands/ユニバーサル(2014)
以前からデヴィッド・ゲッタやピットブルらとの絡みでUSのメインストリームにも侵攻していたオランダの偉丈夫が初フル作を投下したのは、EDM界隈の大きなトピック。スヌープもマシュー・コーマも迎えてパーティーは続く! *北野
【37】
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前年のEPで綴った路上ソウル絵巻をビターなままフル尺に広げてみせた、甘く狂おしい一大傑作。それでもいわゆる〈シンガー・ソングライター〉然としてないのが素晴らしい。ヌーンタイム産というのも長年の愛好家にはツボ。 *出嶌
【38】
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メランコリックなアコースティック・サウンドを展開して、31年ぶりに『North Marine Drive』の続きを見せてくれたベン。〈サマソニ〉に続き、バーナード・バトラーを従えての日本ツアーが実現したことも忘れ難い。 *山西
【39】
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いわゆる〈ネオ東海〉的な人脈図にSIMI LABやFL$勢、キエるマキュウともリンクし、独自のワサワサしたドープネスを充満させた極太世界に痺れる。いずれダービーを制する2014年のダークホース、とか言っときたい快作! *出嶌
【40】
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ダフト・パンク以降の〈受け手側の変化〉によってチェラブやミステリー・スカルズも台頭した年に、偽ブラコンの先駆者が余裕でかましたブギーなフットワーク。別掲のダック・ソースと文字通りの兄弟盤として楽しむのもアリ。 *出嶌
bounceの選ぶ2014年の100枚
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