オーストラリアの新鋭プロデューサー、ミスタ・サヴォーナと組んだシズラのニュー・アルバムです。ここ数年は渋めのルーツ・レゲエ作品が目立っていましたが、ナイヤビンギ使いのそうした路線はほどほどに、アルトン・エリスとの疑似共演曲や、UKベース音楽を咀嚼したハードなダンスホール・チューンなどもラインナップ。アップもスロウもお手の物で、改めて現行シーンのキングであることを示しましたね。