服役と出所、その後はDJキャレドとのコラボなどを経て実に10年ぶりとなったオリジナル・アルバムがロック・ネイションの後ろ盾も得てリリース。とはいえ過度なクロスオーヴァー感覚に目をやるでもなく持ち味は不変のまま、重々しい語り口で格の違いを感じさせる。ファレルやスティーヴン・マーリー、ジョン・レジェンドといった最低限のコラボの成果に加え、ステフロン・ドンを抜擢したソウルフルな“Call Me”が好感触。傑作!