ソロ作としては『To Dust』以来11年ぶり。長年のコラボ相手であるTMジュークが制作した本作は、ディープなストリングスやドラム、エコーが強めのコーラスなどによる重厚なアレンジによって、主役のヴォーカルが押し上げられるように迫る、生々しいブリティッシュ・ソウルの逸品となった。UK作品に欠かせない彼女の歌声の力を改めて認識させられるパワフルな一作。