バンドの首謀者であるアルノー・レボティーニの充実したソロ活動を経て、7年ぶりにブラック・ストロボが帰還した。持ち味のダーク・エレクトロインダストリアルな風合いはキープしつつ、そこにロカビリーやブルースからの影響を色濃く反映したパンチのある歌声を乗せ、ますます妖しく黒光り! ジョニー・キャッシュのカヴァーもドンピシャで、ニック・ケイヴのやりたい音楽を100歩くらい先回りした感じか。参った!