わずか7年の活動を経て解散した3ピースバンド、andymori。彼らが残した全5作のオリジナルアルバムが2024年8~10月、アナログレコードとしてリリースされる。
2007年秋に結成、2008年10月の1st EPを皮切りに、数々の名曲と見る者を惹きつけてやまないライブパフォーマンスで音楽ファンの圧倒的な支持を集め続けたandymori。バンド自体は2014年に行った日本武道館単独公演を最後に解散しているものの、その後10年を経た今なお、andymoriへのリスペクトと彼らから受けた影響を公言するバンドやアーティストが後を絶たない。
さらには2023年末にCDデビュー15周年を記念して開設された公式SNSアカウントのリール等をきっかけに、今年に入って2009年の1stアルバム『andymori』に収録された“すごい速さ”がバイラルヒットを記録。Billboard JAPANによるチャート〈TikTok Weekly Top 20〉では6週連続でトップ10入りを果たし、TikTokでの総再生回数は3億回を突破するなど、15年前の楽曲にもかかわらず新規リスナーを巻き込みながら現在進行形で大きなバズを起こしている状況だ。
andymori作品のアナログ盤については、バンドの活動当時から希望する声が多かったものの、3rdアルバム以外の4作品については今回が初のアナログレコード化。全タイトルを国内で最新リマスタリングを施したうえで、世界的名匠であるバーニー・グランドマンのカッティングによるハイクオリティな音質で届けられるとのこと。
アナログレコードは3回に分けてリリース予定。まず8月21日(水)に1stアルバム『andymori』、9月18日(水)に2ndアルバム『ファンファーレと熱狂』と3rdアルバム『革命/兄弟』、そして解散からちょうど10年となる10月15日(火)に4thアルバム『光』と5thアルバム『宇宙の果てはこの目の前に』が、それぞれ完全生産限定盤で発売となる。
なお、メンバーであった小山田壮平は先日、ソロセカンドアルバム『時をかけるメロディー』を掲げての全国ツアーをZepp Namba (OSAKA)で終えたばかり。藤原寛と岡山健二も、銀杏BOYZをはじめとする様々なアーティストのサポートやソロでの表現を行うなど、活発な活動を継続中だ。それぞれの今にも注目しつつ、andymoriが生み出した色褪せない音楽をアナログレコードでも楽しみたい。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2024年8月21日(水)
品番:XQFQ-4101
価格:4,400円(税込)
TRACKLIST
A1. FOLLOW ME
A2. everything is my guitar
A3. モンゴロイドブルース
A4. 青い空
A5. ハッピーエンド
A6.都会を走る猫
B1. 僕が白人だったら
B2. ベンガルトラとウィスキー
B3. 誰にも見つけられない星になれたら
B4. サンセットクルージング
B5. Life Is Party
B6. すごい速さ
リリース日:2024年9月18日(水)
品番:XQFQ-4102
価格:4,400円(税込)
TRACKLIST
A1. 1984
A2. CITY LIGHTS
A3. ずっとグルーピー
A4. 僕がハクビシンだったら
A5. 16
A6. ビューティフルセレブリティー
B1. Transit in Thailand
B2. クレイジークレーマー
B3. ナツメグ
B4. バグダッドのボディーカウント
B5. オレンジトレイン
B6. SAWASDEECLAP YOUR HANDS
B7. グロリアス軽トラ
リリース日:2024年9月18日(水)
品番:XQFQ-4103
価格:4,400円(税込)
TRACKLIST
A1. 革命
A2. 楽園
A3. Weapons of mass destruction
A4. ユートピア
A5. スーパーマンになりたい
A6. ダンス
B1. ボディーランゲージ
B2. Peace
B3. 無までの30分
B4. Sunrise&Sunset
B5. 投げKISSをあげるよ
B6. 兄弟
リリース日:2024年10月15日(火)
品番:XQFQ-4104
価格:4,400円(税込)
TRACKLIST
A1. ベースマン
A2. 光
A3. インナージャーニー
A4. 君はダイヤモンドの輝き
A5. 3分間
B1. クラブナイト
B2. ひまわり
B3. ジーニー
B4. 愛してやまない音楽を
B5. シンガー
B6. 彼女
リリース日:2024年10月15日(火)
品番:XQFQ-4105/4106
価格:5,500円(税込)
TRACKLIST
A1. トワイライトシティー
A2. 宇宙の果てはこの目の前に
A3. MONEY MONEY MONEY
B1. ネバーランド
B2. ネオンライト
B3. 路上のフォークシンガー
B4. スパイラル
C1. 空は藍色
C2. 優花
C3. サンシャイン
C4. ゴールデンハンマー
D1. teen’s
D2. カウボーイの歌
D3. 夢見るバンドワゴン
PROFILE: andymori
小山田壮平(ボーカル/ギター)、藤原寛(ベース)、岡山健二(ドラム)からなる3ピースバンド。2007年秋に東京で結成され、吉祥寺を中心にライブ活動を展開。2008年には1st EP『アンディとロックとベンガルトラとウィスキー』をリリース。まったくの無名バンドにもかかわらず、コアな音楽ファンの間で多くの反響を得る。
2009年2月には1stアルバム『andymori』を発表。独創性に富んだ視点で捉えるリリック、エッジィでツンのめる瞬間的爆発サウンド、何処か懐かしく、確かなメロディーを武器に、彼等はシーンに躍り出てゆく。翌2010年2月には2ndアルバム『ファンファーレと熱狂』をリリースし、この作品が〈第3回CDショップ大賞〉を受賞。秋に開催した東名阪ワンマンツアーのファイナルとなった、初めての日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ中に後藤大樹の脱退がアナウンスされる。12月に岡山健二が加入したのち、すぐさま録音された3rdアルバム『革命』を2011年6月にリリース。シンプルな言葉でラディカルに迫る人間讃歌にして革新作と話題になり、異例のロングヒットとなる。
2012年3月に全国6都市7公演のZeppツアーを開催し、5月に4thアルバム『光』をリリースするなどコンスタントに活動を行っていたなか、翌年突如解散を発表。その後6月に5thアルバム『宇宙の果てはこの目の前に』をリリース。
2014年7月、ワンマンライブ〈andymori ワンマン ひこうき雲と夏の音〉を開催。8月には4本のイベントライブに出演し、8月29日の〈SWEET LOVE SHOWER 2014〉でのステージをラストライブに解散する予定だったが、まさにそのステージ上において突如メンバーから「もう一回、ライブをやろう」という発言が飛び出し、終演後に協議した結果、andymoriとしてもう1本ライブを行うことを急遽決定。10月15日の〈andymori ラストライブ〉日本武道館公演をもって解散した。
Official Web:https://andymori.com/
Instagram:https://www.instagram.com/andymoriofficial/
TikTok:https://www.tiktok.com/@andymoriofficial
YouTube:https://www.youtube.com/@andymoriofficial