タワーレコードによる2024年の年間売上ランキング〈2024 ベストセラーズ〉が発表された。

今年は音楽・映像部門の6カテゴリー、TOWER BOOKSの5カテゴリーをあわせた計11カテゴリーの年間ランキングがアナウンスされた。本記事では音楽・映像部門の各カテゴリー(邦楽アルバム、邦楽シングル、洋楽アルバム、邦楽映像、K-POP、アナログレコード〉の上位20位までを紹介する。

また、タワーレコードでは2024年リリースのクラシカルタイトルのなかから、今年最も売れた輸入盤TOP40、タワーレコード企画盤TOP20、話題盤10選を店頭/オンラインで展開。各ランキングとバイヤーのオススメ盤を掲載した小冊子「CLASSICAL年間TOP40」を店頭で無料配布中のほか、タワーレコード オンラインで対象商品を購入した方に同冊子を1冊プレゼントしている。詳しくは詳細ページをチェックしてほしい。

※集計期間:2024年1月1日~2024年10月31日
※邦楽アルバム、邦楽シングル、洋楽はメジャーとインディーズを併せた全作品の集計です


 

邦楽アルバム

Snow Man『RAYS』(通常盤)

邦楽アルバム部門は、Snow Manの4thアルバム『RAYS』が1位に。同部門においては2020年のデビューから5年連続での首位獲得となり、グループの勢いを感じさせる結果となった。

そのほか、米津玄師の約4年ぶりとなるニューアルバム『LOST CORNER』、竹内まりやが約10年ぶりに発表したオリジナルアルバム『Precious Days』もランクイン。デビュー25周年イヤーに発表された宇多田ヒカルのベスト盤『SCIENCE FICTION』、活動を再開した西野カナの復帰作『Love Again』など、ソロアーティストの活躍も目立つランキングとなった。

1. Snow Man『RAYS
2. SixTONES『THE VIBES
3. なにわ男子『+Alpha
4. WEST.『AWARD
5. 米津玄師『LOST CORNER
6. INI『MATCH UP
7. 宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION
8. SUPER EIGHT『SUPER EIGHT
9. NiziU『RISE UP
10. NEWS『JAPANEWS
11. timelesz『timelesz
12. 竹内まりや『Precious Days
13. Official髭男dism『Rejoice
14. BUMP OF CHICKEN『Iris
15. 椎名林檎『放生会
16. BE:FIRST『2:BE
17. Ado『残夢
18. PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS
19. A.B.C-Z『F.O.R-変わりゆく時代の中で、輝く君と踊りたい。
20. 西野カナ『Love Again

 

邦楽シングル

Aぇ! group『《A》BEGINNING』(通常盤)

邦楽シングル部門では、Aぇ! groupのデビューシングル『《A》BEGINNING』が堂々の年間1位に輝いた。Snow Man、SixTONES、なにわ男子などSTARTO社所属アーティストを筆頭にボーイズグループが上位を占めるなか、ME:Iのデビューシングル『MIRAI』が15位、2ndシングル『Hi-Five』が18位にそれぞれランクイン。2025年はガールズグループのさらなる活躍にも注目したい。

1. Aぇ! group『《A》BEGINNING
2. Snow Man『BREAKOUT/君は僕のもの
3. INI『THE FRAME
4. JO1『WHERE DO WE GO
5. JO1『HITCHHIKER
6. SixTONES『音色
7. なにわ男子『コイスルヒカリ
8. Aぇ! group『Gotta Be
9. Snow Man『LOVE TRIGGER/We’ll go together
10. SixTONES『GONG/ここに帰ってきて
11. INI『THE VIEW
12. WEST.『まぁいっか!
13. Hey! Say! JUMP『UMP
14. WEST.『ハート/FATE
15. ME:I『MIRAI
16. &TEAM『五月雨(Samidare)』
17. STARTO for you『WE ARE
18. ME:I『Hi-Five
19. 関ジャニ∞『アンスロポス
20. King & Prince『halfmoon/moooove!!

 

洋楽アルバム

テイラー・スウィフト『The Tortured Poets Department』

5年ぶりとなる来日公演を行ったテイラー・スウィフトの最新作が首位を獲得。さらに過去作も多数ランクインするなど、まさに〈テイラーの一年〉とも言える2024年となった。

東京ドームでの来日ライブも決定したオアシスの再結成は、ここ日本でも大きな話題に。そんなオアシスのデビューアルバム『Definitely Maybe』の30周年記念盤のほか、ボン・ジョヴィ、ジューダス・プリーストといったベテラン勢の作品が上位にランクインしている点にも注目したい。来日を経て、さらに人気が拡大したマネスキンやオリヴィア・ロドリゴなど若手の次なる一手にも期待したい。

1. テイラー・スウィフト『The Tortured Poets Department
2. ビリー・アイリッシュ『HIT ME HARD AND SOFT
3. ボン・ジョヴィ『Forever
4. ジューダス・プリースト『Invincible Shield
5. グリーン・デイ『Saviors
6. オアシス『Definitely Maybe (30th Anniversary Deluxe Edition)
7. アリアナ・グランデ『eternal sunshine
8. テイラー・スウィフト『1989
9. テイラー・スウィフト『Midnights
10. リンダ・キャリエール『Linda Carriere
11. リアム・ギャラガー&ジョン・スクワイア『Liam Gallagher & John Squire
12. ポール・マッカートニー&ウィングス『One Hand Clapping
13. ノラ・ジョーンズ『Visions
14. アヴリル・ラヴィーン『Greatest Hits
15. マネスキン『LIVE IN JAPAN - RUSH! WORLD TOUR -
16. テイラー・スウィフト『Lover
17. ブルーノ・マーズ『Doo-Wops & Hooligans
18. テイラー・スウィフト『Speak Now
19. オリヴィア・ロドリゴ『GUTS
20. ポール・マッカートニー&ウィングス『Band On The Run (50th Anniversary Edition)

 

邦楽映像

なにわ男子『なにわ男子 LIVE TOUR 2023 ‘POPMALL’』(通常盤)

なにわ男子の映像作品が年間1位に。WEST.、Hey! Say! JUMPなどSTARTO社所属アーティストが上位を席巻するなかで、サザンオールスターズやB’zといった往年の国民的アーティスト、さらにKing GnuやMrs. GREEN APPLEといった若手の実力派バンドの映像作品もランクインしている。