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倉木麻衣――25年のキャリアを華やかに彩ってきた14枚のアルバムたち

 マライア・キャリーやローリン・ヒルを聴いてシンガーに憧れたという倉木麻衣は、99年10月にMai-K名義でUSデビュー。同年12月、日本デビュー・シングル“Love, Day After Tomorrow”を発表し、2000年に初アルバム『delicious way』をリリースした。同アルバムは累計400万枚を超える大ヒットを記録。続く2001年の2作目『Perfect Crime』、2002年の3作目『FAIRY TALE』もミリオンセラーとなった。2012年の10作目『OVER THE RAINBOW』以降は、海外での活動が活発になり、2017年に5年半ぶりの11作目『Smile』を発表。初のコンセプト・アルバム『君 想ふ ~春夏秋冬~』(2018年)、デビュー20周年を記念した12作目『Let's GOAL! ~薔薇色の人生~』(2019年)を経て、2021年に13作目『unconditional L♡VE』をリリースした。環境問題や女性の地位向上といった社会的なトピックについても積極的にメッセージを発している彼女は、最近では〈脱炭素エキデン365〉のグリーンパートナーに就任し、テーマソングも担当。今年の冬には25周年を記念したライヴを東京・大阪で開催する。 *bounce編集部

倉木麻衣のアルバム。
上段左から、2000年作『delicious way』、2001年作『Perfect Crime』、2002年作『FAIRY TALE』、2003年作『If I Believe』、2005年作『FUSE OF LOVE』、2006年作『DIAMOND WAVE』(すべてGIZA studio)、2008年作『ONE LIFE』、2009年作『touch Me!』、2010年作『FUTURE KISS』、2012年作『OVER THE RAINBOW』、2017年作『Smile』、2018年作『君 想ふ ~春夏秋冬~』、2019年作『Let's GOAL! ~薔薇色の人生~』、2021年作『unconditional L♡VE』(すべてNORTHERN MUSIC)