Page 2 / 2 1ページ目から読む

亡きハラに想いを寄せた“Hello”

再びメンバー5人が揃って登場すると、メインステージ上に設置された階段に腰をかけながら“HANABI”をじっくりと歌い上げた。“Last Summer”の後は、“Hello”へ。本曲はもともと2013年に発売予定だった曲だが、この夏、2019年に亡くなったハラの声も入った状態でリリースされた。

メインステージに立てられたスタンドマイクで歌う5人の後ろには、6本目のマイクが。ハラのパートになると、その6本目のマイクにスポットライトが当てられた。歌唱中もメンバーたちの表情からハラに想いを寄せていることがひしひしと伝わってくる。客席でもハラの名前を呼ぶ声や涙を流す様子が見受けられ、涙なしには見られないステージだった。

チョン・ニコル
カン・ジヨン

その後は、夏にぴったりな新曲“I Do I Do (Japanese ver.)”を披露。KARAが〈ファンと一緒にいればどんなことも乗り越えられる〉という前向きなエネルギーを込めた曲だ。透き通った歌声に込められたKARAからのメッセージを受け、これからも共に歩んでいくことを誓ったファンもきっと多いだろう。MCでメンバーも「大事な曲になった」と述べていたことが印象深い。

この日は、ヨンジのデビュー10周年という記念すべき日でもあった。ヨンジにサプライズでケーキが贈られ、メンバー4人とファンによる〈ホ・ヨンジ〉コールも起こり、その嬉しさにヨンジが涙を浮かべる姿も見られた。

ホ・ヨンジ

多幸感溢れる雰囲気のまま、ライブはラストパートへ。ヨンジのデビュー曲“マンマミーア!”と大ヒットナンバー“ミスター”で会場を沸かせる。最後のMCでは、メンバー一人ひとりから感謝の気持ちやライブが終わってしまうことへの名残惜しさ、今後の意気込み、そしてファンへの愛が語られ、ラストナンバー“Happy Hour”へと繋げられた。

本編終了後、〈KARAチャン〉コールに呼ばれて再び姿を現したメンバーたちは“S.O.S”を含む3曲をアンコールで届ける。こうしてKARAとファンたちの記憶に残り続ける特別な1日は、大盛況で幕を閉じた。

 


SETLIST
KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA”
2024年8月18日(日)@千葉・LaLa arena TOKYO BAY
1. WHEN I MOVE (Japanese ver.)
2. Lupin
3. Pandora
4. Queens
5. Honey
6. Pretty Girl
7. ジェットコースターラブ
8. サマー☆ジック
9. Sunshine Miracle
10. GO GO サマー!
11. L.O.V.E(ヨンジ ソロ)
12. 好きな人がいること(ジヨン ソロ)
13. Daydream)ギュリ ソロ)
14. Guilty(スンヨン ソロ)
15. 5!6!7!8!(ニコル ソロ)
16. HANABI
17. Last Suummer
18. Hello ※新曲
19. I Do I Do (Japanese ver.) ※新曲
20. マンマミーア!
21. ミスター
22. Happy Hour

ENCORE
23. S.O.S
24. Rock U
25. STEP

 

RELEASE INFORMATION

KARA 『I Do I Do』 ユニバーサル(2024)

リリース日:2024年7月24日(水)
仕様:CD
価格:1,980円(税込)

■初回限定盤A(CD/ギュリver.)
品番:UICE-9112

■初回限定盤B(CD/スンヨンver.)
品番:UICE-9113

■初回限定盤C(CD/ニコルver.)
品番:UICE-9114

■初回限定盤D(CD/ジヨンver.)
品番:UICE-9115

■初回限定盤E(CD/ヨンジver.)
品番:UICE-9116

■通常盤<初回プレス盤>
品番:UICE-9117
※通常盤は初回プレス盤の生産終了後、封入特典のない通常盤(品番:UICE-5020、同価格)に切り替わります

TRACKLIST
1. I Do I Do
2. I Do I Do -Japanese Ver.-
3. Hello
4. Hello -Japanese ver.-

 

KARA 『I Do I Do<来日記念盤>』 ユニバーサル(2024)

リリース日:2024年8月14日(水)
品番:UICE-9118
価格:4,180円(税込)
仕様:CD+Blu-ray

TRACKLIST
CD
1. I Do I Do
2. I Do I Do -Japanese Ver.-
3. Hello
4. Hello -Japanese ver.-

Blu-ray
1. I Do I Do ミュージックビデオ
2. Behind The Scenes

■封入特典
トレーディングカード1枚
各メンバー全2種(計10種)からランダム1枚
※トレーディングカードは7月24日発売シングルにランダム封入されるものと同じものになります
※CD+Blu-ray仕様の来日記念盤には封入特典〈特典会参加抽選応募券〉は入りませんのでご注意ください

■CD購入者特典
タワーレコード:KARAポストカードD

 


PROFILE: KARA

2007年3月、ギュリ、スンヨン、ソンヒ、ニコルの4人組としてミニアルバム『the First Bloooooming』で韓国デビューを飾る。2008年、ソンヒに代わり加入したハラ、ジヨンを加え5人組としてミニアルバム『1st Mini Album』『Pretty Girl』を発表、2009年には『2nd Mini Album Special Edition』、2ndアルバム『Revolution』とコンスタントにリリースを重ね、K-POPシーンで一躍スターダムへとのし上がる。2010年8月にシングル“ミスター”で日本デビューを飾り、オリコンウィークリーチャート初登場5位を記録。11月には2ndシングル“ジャンピン”と初の日本語フルアルバム『ガールズトーク』を発売、14週連続TOP10入りという記録を打ち立てた。2010年はオリコン新人セールス部門で1位を獲得し、レコチョク年間ランキング新人アーティスト・着うたフル部門でも1位に輝き、KARAブームを巻き起こした。2011年4月リリースのシングル“ジェットコースターラブ”でオリコンウィークリーチャート初の1位を記録。2011年11月発売の日本2ndアルバム『スーパーガール』もオリコンウィークリーチャート1位を獲得。2012年4月には全国アリーナツアーを実施、全12公演で計13万人を動員した。11月には日本3rdアルバム『ガールズ フォーエバー』をリリース、翌年1月には、K-POPガールズグループ史上初となる東京ドーム公演を開催し大成功に終えた。2013年8月には日本4thアルバム『FANTASTIC GIRLS』を発売、10月から日本で2回目となるアリーナツアー〈KARA 2nd JAPAN TOUR 2013 “KARASIA”〉を敢行し計14万人を動員した。2014年初旬、ニコル&ジヨンに代わりヨンジが加入し、8月リリースのシングル“マンマミーア!”より新生KARAとして始動、10月から再びジャパンツアーを行った。2015年6月には日本5thアルバム『Girl’s Story』のリリース、9月からは〈KARA THE 4th JAPAN TOUR 2015 “KARASIA”〉として全13公演を行う。2016年以降は、メンバーの契約満了などにより事実上の活動休止状態であったが、デビュー15周年を迎えた2022年に電撃復活。2019年に逝去したハラを除く、ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジの〈完全体〉としてデビュー15周年アルバム『MOVE AGAIN』をリリース。2023年2~3月にかけて、実に8年ぶりとなるファンミーティングツアーを横浜・大阪・北九州の3都市で開催。8月にはメンバー5人も出演する〈イモトのWi-Fi〉のテレビCMに“GO!GO!サマー!”のリメイクバージョンが使用され大きな話題となった。そして2024年7月、待望のニューシングルをリリースし、8月には9年ぶりのジャパンツアーを開催する。

公式X:https://twitter.com/KARAOFFICIAL329
公式X(日本):https://twitter.com/KAMILIA_JAPAN_
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCbxYZzVHUrv-AhR6KZzGo0A
TikTok:https://www.tiktok.com/@karaofficial329
JAPAN OFFICIAL FAN CLUB〈KAMILIA JAPAN〉:https://karaweb.jp/
UNIVERSAL MUSIC HP:https://www.universal-music.co.jp/kara/

 


※記事初出時、本文に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(2024年8月28日10:22)