2021年に世に出てから作品を追うごとにポップスターへの階段を昇り続ける彼女が2作目のミックステープをドロップ。アンダーワールド“Dark Train”をガラージ調に仕立てた“Illegal”やベースメント・ジャックス“Romeo”のフレーズを引っ張り出した“Girl Like Me”など、ミックステープともなるとネタ使いもさらに大胆で、勢いそのままに展開していく様子が現在の好調ぶりを表している。ミッドテンポのトラックをスウィートなヴォーカルで乗りこなした“Stateside”では表現者としての成長も窺え、全9トラックを20分で終えてしまう尺も手伝って、早くも次作への期待が膨らむ。