テレンス・ボイラン制作の名盤を残したきり消えたあの男が、ペイジ99のジョン・ニクソンと組んで46年ぶりに新作を作っちゃうとは。で、再会した彼は笑っちゃうほどあの頃のまんま。オーレ・ブールドがジェイ・グレイドンばりのギター・ソロをかます“High Life Dream”などAOR最盛期の西海岸サウンドが横溢、そんでもって哀愁味が滲む歌声も健在。泣くってこれは。