■ACIDMAN
新たな物語の序章がここで明かされる!?
緊張感漲るソリッドなアンサンブルで深遠な音世界を立ち上げるACIDMANは、彼らが繰り返し向き合ってきた〈生と死〉の相関性を『有と無』の狭間で紡いだニュー・アルバムも間近に控えています。エモーショナルなバンド・サウンドに後押しされた宗教的、哲学的な匂いを持つ輪廻の物語は、リリースに先駆けた〈FACE THE MUSIC!〉のステージでどこまで明かされるのか……!? 大木伸夫の慈しみに満ちた絶唱が呼び込む感動のエンディングを生で体験した日には、間違いなく泣くと思います。
■ストレイテナー
静と動を操るライヴならではのスケール感!
ついに約3年ぶりのフル・アルバム『Behind The Scene』を発表したストレイテナー! リリース直後ということもあり、ライヴ当日は本作からの楽曲が多く披露されることは間違いないでしょう! 冒頭の “Asshole New World”を筆頭にラフ&ガレージなロックンロール・チューンが随所で挑発しながらも、十八番のサウンド・エフェクトで静と動をコントロール。なかでも抑制されたトーンの反復から終盤でガラリとサウンドスケープを変える“78-0”は、ライヴならではのスケール感を体験できそう。
■Dragon Ash
強引なまでの求心力を持つステージング!
〈The Show Must Go On〉をスローガンに、IKUZONEの死後初のオリジナル・アルバムを制作したDragon Ash。勇壮なメロディーに乗せて〈前進〉のメッセージを伝える同名曲に始まる本作のリリース後は、意外にも初の日本武道館公演を成功させた。そんな日本のミクスチャー・ロックの最高峰は、会場の規模やコンディションに関わらず、サークルモッシュを発生させる豪快なステージングが身上。その強引なまでの求心力を持つファットなグルーヴに巻き込まれろ!
■The BONEZ
躍動せずにはいられない重低音のグルーヴ!
JESSEのソロ・プロジェクトからT$UYO$HI(Pay money to my pain)も含む4人組バンドへ移行したThe BONEZ。パンク~エモ~メタルを横断しつつもとにかく重く、かつグルーヴィーな最新作も記憶に新しいが、いまのところライヴDVD「Astro Tour 2014“The ONE”-2014/04/12 at 下北沢GARDEN-」でしかパッケージ化されていないドライヴ感満点の新曲“Place of Fire”も、シンガロング必至のヴォーカルワークで会場をひとつにしてくれるはず!
■MAN WITH A MISSION
23,000人を沸騰させる圧巻のスキル!
〈Pureflyという物質が悪の手に渡ることにより、退廃していく世界をもう一度取り戻す〉というストーリーを元にしたコンセプト作を今春発表したMAN WITH A MISSION。その幕張メッセ公演を収めた本作は、世界観を再現したセットをはじめ、アニメーションを含む映像や吹き出す炎、生で控える弦楽隊など凄すぎる演出もさることながら、やはり90sのラウド・サウンドを今様にブラッシュアップした楽曲で、23,000人のオーディエンスを一斉に沸騰させる様が圧巻! これはライヴを観たくなる!!
■KNOCK OUT MONKEY
勢いを増す神戸の暴れ猿たちにKO必至!
大会場を制覇してきた猛者たちが揃う〈FACE THE MUSIC!〉にオープニング・アクトとして抜擢されたのは、神戸のKNOCK OUT MONKEY! 晴れやかなダンスホール×ハード・ロックな“Wonderful Life”、速弾きも飛び出す開放的なサーフ・ロック“Greed”という2枚のシングルでこの夏を彩った暴れ猿たちは、一曲のなかに多様な要素を組み込んだミクスチャー・サウンドでオーディエンスを翻弄するのが上手い! 暴れたい衝動に駆られたかと思えば、じっと歌に聴き入ったり……11月に控えるニュー・シングルは、さてどっち!?