ラッセル・マローン、ロイ・ハーグローヴの音楽の血が通うピアニスト/コンポーザーのジェラルド・クレイトンの自身3枚目となる2025年ブルーノート作品。ジョエル・ロス(ヴィブラフォン)、マーキス・ヒル(トランペット)、ケンドリック・スコット(ドラムス)らで録音し、ポスト・プロダクションをカッサ・オーバーオールが手掛けた傑作。〈クラブでDJが次の曲をプレイする直前の2つの別々の曲を同時に聴くことができるあの瞬間〉をイメージして、A面とB面を同時に再生できるレコードをコンセプトに、2つの曲は共存できるのか、2人の人間は共存できるのか、2つの文化は共存できるのか、というテーマを基に制作。ええやんええやん。